第40回 「シン・ミツモリ」


最近はめっきり寒くなってきたでござんす。
朝、布団から出るのが1日の最大の業務だったりします。

さてさて、今回のお勉強は二部構成。
第一部は業務報告会リハーサル。
第二部はシン・ミツモリと題して、見積もりについて考えるって内容です。

業務報告会って何かって言いますと、弊社で行われる昇格試験的なものです。自分の過去の業務を振り返り発表して、評価を受け見事合格したら昇格するのです。
当勉強会参加メンバーにも今年この試験を受ける方が出ましたので、当日のリハーサルも兼ねてみました。
なかなか、自分のこれまでの業務を客観的に振り返って、まとめて発表するって機会は無いんだと思うんですよね。特に若手のうちは。試験内容に物申したい所も若干ありますが、こういった振り返りの機会を設けるって方針は非常に有益なことだと思っています。
まぁ、やる方は連日遅くまで資料をまとめて、上長から色々とダメ出しを食らって、凹んでを繰り返していますので、精神的に追い詰められてるかもしれませんが(笑)
この機会を通して、成長していただきたいものです。

第二部は通常の勉強会。「シン・ミツモリ」です。
シン・ゴジラにモロ影響を受けたタイトルでありますwww

普段、見積もりを作ったりする人もいれば、見積もりを作る機会がない人もいるので、ファンクションポイント法やらの手法というよりは、概要を中心に発表してみました。
見積もりがドンピシャにいかないのは、なんでだろうって言うのを掘り下げてみて、普段経験則だけで、エイ!ヤァ!で作っていたものから、論理的な数値が出せるような基礎を作ってもらいたいなという感じです。
「あれ、これはバイアス掛かってないかな?」とか「必要な項目が抜けてないかな?」とか…
気づきが出来るようになれば良いですね。

後は、過去の実績から算出するってのが大事なんですよね。
それから、過去のデータはなるべく加工しないってことです。
自分の作業見積もりって甘くなりやすいもんです。
前は1日掛かったけど、今の成長した俺なら半日で出来るはずだみたいなw
バイアス掛かりまくりですwww

今回の勉強会から俯瞰的に見れるよな視点を養ってくれればなと思うわけです。
とはいえ、ワタクシ自身も全く上手く行ってませんけど…orz

結論…
見積もりはムズい

最後になりましたが、
関羽像 ≒ 超大型巨人
牛久大仏 ≒ シン・ゴジラ

との情報をお伝えして終わりたいと思います。

お粗末さまでしたm(_ _)m

第39回 「ボット、襲来」


世間はすっかり秋付いてきて来ましたね。

食欲の秋
読書の秋
スポーツの秋
芸術の秋
性欲の秋

皆さんの秋は何でしょうか?
もちろん、勉強の秋ですよねw
てなわけで、勉強会の第39回目です。

今回のテーマはBOT!

今年に入って、大手各社がボット(チャットボット)サービスに力を入れてきています。IT関連記事でも目をすることが多くなってきているのではないでしょうか?
会話間隔で色々な事ができてしまうため、既存のインターフェースが要らなくなるという可能性を秘めています。FacebookやLINE、Skypeなどのメッセンジャー系のサービスを立ち上げていれば、買い物だろうが業務連絡だろうが、何でもできてしまう世の中はすぐそこかもしれません。
ユーザ視点で見れば、何かするたびにいちいちアプリケーションを起動しなくて良い。
開発者視点で見れば、インターフェース部分を考えなくて、ビジネスロジックやサービスに注力できるという面があると思います。

またこの隆盛に一役買っているのが、AI(人工知能)が身近に利用できるような体制も整ってきたという時代背景もあるでしょう。AIが人間の言葉のゆらぎも含めて的確に判別出来る、そしてその機能をAPIを介して利用できるって感じです。

BOTのデモプログラムとして、TBK版りんなとも言うべき「てぃび子」を作ってみました。
これは、LINE BOT APIからDocomo 雑談対話APIをAWSのAPI Gateway、Lambdaをブリッジとして呼び出す会話ボットです。
実際のLambda用のNode.jsのコードは100行程度…
独自にサーバを持つ必要なく、こういった会話ボットが簡単に作れてしまうのです。
アイデアとサービスの組み合わせ次第で様々な事ができるのですよ、すごい時代ですよまったく。

そして、我がTBKでもボットサービスのアイデアを出し合ってみようということで、ディスカッションを行いました。
何故ディスカッションをしたかというと、LINEでBOT AWARDという優勝賞金がなんと1000万円!のコンペが開催されるようで、それに他の方々の力を借りながら、大金ゲットして豪遊するという純粋な邪な気持ちからです。

まぁ、BOTについて馴染みが無い方も多く、事前準備も無い中では、なかなか良いアイデアは出しにくいかと思います。
詳細が出てきたら、グループウェアに展開して、アイデアを募集してみようと考えてますので、それまでに色々なアイデアを温めておいてくれれば良いのかなと。

次回は11月11日(金)です。
この次もサービスサービスぅ!

第33回「システム設計の勘所」


桜も散りゆき、新たなスタートが始まったなと感じる今日此の頃、皆様如何お過ごしでしょうか?私は酒の飲み過ぎで若干胃の調子が悪いです。飲み過ぎには注意しないといけませんね。

さて、今回のお勉強会はシステム設計の勘所としまして、システムを設計してく上でのアーキテクチャに注目して、要件要望に対してどのようにシステムを構築していくかってのをテーマにしてみました。こういった上流工程のことってあまりググっても出てこなかったりします。プログラミング技法は、ある意味最適解が見つけやすいこともあるんですが、設計、特にアーキテクチャ部分って要件次第(懐具合)でいくらでも最適解が変わってしまうってのがあり、経験がものをいう世界になったりします。でもでも、経験って大事ですけど、経験がない人っていつまでも経験無しのままになっちゃいますよね。経験が無いなら、経験者の意見を聞き、自分の意見をぶつけてみるってのが大事なんだと思います。『愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ』っても言いますしね。

ってことで、今回は、事前に私がこれまでに関わったシステムを基にした事例を出して、どのように要望に答えていくかってのを、ディスカッションしていく会になりました。だいぶ端折ったシステム構成や事例になりましたので、事前資料から本当の意図を読み解くのが難しかったかもしれません。システム背景まで書いてしまうと資料が膨大になっちゃうので、読むだけで疲れちゃう可能性もあったので…。この点は、反省ですね。次回に活かしていきます。

ディスカッションは、どちらかと言うと先生に答えを聞くような感じになってしまったところもありますが、皆さんある程度考えながら、どういった構成でどういった機能を改修していくかみたいな意見が出てきたので、まぁ何とか形になっていたのではないでしょうか。受け身型ではなく、能動的に進められる勉強会にしていきたいなとも思っていますので。今回は参加人数も少なかったですが、参加者がある程度いる時にはグループワークをしても面白いかなとも思ったり。

次回は5月13日です。
奮ってご参加いただければ幸いです。